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先日ヴィトンのバッグをお買取りさせて頂きました！
バッグの名前は『カルトシエール』
廃盤になったものの今でも人気なバッグとも言えます。
このお品物が製造された年も1989年と30年以上前という事でしたが、外見を見るにスレや汚れなども少なく、中の質感も経年のヴィトン製品には付き物のベタベタした手触りもなく少し見た限りでは非の付け所の無いお品物。
かと思われましたが。。。
なんのこっちゃないちょっとしわ寄ってるけどバッグの内側の一部の画像やんけ。
そうです。
使用するのであればほぼほぼ、気にも触れないこのしわですが、買取の際にはこの状態は要チェックポイントなのです。
この症状は様々な革製品に見られ”銀浮き”や”浮き”とだけ呼ばれるケースです。
他の部分がとても綺麗でもこの症状があるだけでバッグの買取額が万単位で変動することもある恐ろしい症状です。
べたつきや破損とは違い、普通に使っている間は気付き難い、保管していたら尚の事、少し見たぐらいでは気が付かないという性悪な劣化です。
原因は水分などと呼ばれております。
え、バッグに水なんて、と思われる方もいらっしゃると思いますが、空気中の水分というものは長く保管されていると馬鹿にできないものとなっていきます。
ちなみに、新聞紙などで型崩れ防止されている方はこまめな交換を行わないと新聞紙が空気中の水分を吸い、許容量を超えると新聞紙自体が湿気を放つようになるため注意が必要です！
そう考えると最高の状態でバッグを保管するのは至難の業とも言えますね。
使われないバッグ、使っていなかったバッグをそのまま保管している内に劣化させてしまうのはもったいないの極みなのではないでしょうか？
大事な品物はもちろん自身で保管されることも大事だと思いますが、品物によっては売却されるという選択肢も大事なのではないでしょうか。
その選択のお手伝いを当店でお手伝いさせて頂きます！
是非お気軽にご相談下さいませ。
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