8/10 エミール・ガレの製品もお買取りさせて頂きます!
- おたからや物集女店の常駐スタッフ
- 8月10日
- 読了時間: 3分
この度はおたからや物集女店のブログを見て頂きありがとうございます。
先日、こんな品物をお買取りさせて頂きました!

ガレのテーブルランプです。
厳密に言うとガレ”風”ですが・・・。この”風”の意味は後でご説明させて頂きます。
『エミール・ガレ』かなり認知度の高い
工芸作家さんで特に彼の作るガラス製品には多くのファンがついており
虫やキノコ、植物などの自然などのモチーフを
繊細なタッチで表現されているのが特徴です。
実際、ガレの作品は他のガラス工芸と比べても
ガレ作品と一目で見て分かるような特徴的な品物も多く人気の理由も伺えます。
中古市場でもガレ作品は高額で取引され、モチーフや品物で金額は変わりますが
数万円から数十万円の買取になる事も珍しくありません。
さて、冒頭でお伝えしたガレ”風”ですが
これに意味は単純に『ガレが作った作品ではないから』という事です。
ガレ作品には大きく分けて4つの生産時期に分ける事が出来ます。
①第一工房期
これはガレが存命中で自身の手によって作品を作り上げていた時期を指します。
②第二工房期
この時期は、ガレの死後、その妻によって工房を運営していた時代を指します。
③第三工房期
第一次世界大戦により、停止していた工房をガレの娘婿が再開
その後12年程、工房を続けるも1931年にガレ工房は完全に閉鎖
これによりエミール・ガレ作品の公式な生産は終了しました。
上記の3つの時期までは純粋なガレ作品として認識されます。
それ以降の作品は前述のガレ”風”という評価となってしまいます。
ただガレ風と言っても、粗悪な品という訳ではなく
ガレの技法を再現し、踏襲していることで
ルーマニア政府のお墨付きをもらって製作しています。
その証拠にガレのサインの左上にTipの文字が見られ
これが正当な『ガレ風作品』である事を表しています。
ガレ作品は、その人気の高さからガレ風作品ですらない
『ガレっぽい何か』が出回っており
中々一般の方には見分けがつかない品物も多い為
もしに多様な品物が、お片付けの時などに
出てきた際にはご自身で判断することなく
一度当店にお持ち込みされることをお勧めいたします。
皆様のお問合せ、ご来店心よりお待ちしております。
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