9/27 和紙をお買取りさせて頂きました!

この度はおたからや物集女店のブログを見て頂きありがとうございます。
本日は少し珍しい品物を紹介させて頂きます。

紙です。
ただ、そんじゃそこらの紙ではありません。
和紙です。
しかし、そんじゃそこらの和紙ではありません。
純三椏(純ミツマタ)の、手漉き(てすき)和紙です。
書道に縁のない方は、あまりピンと来ないかもしれませんね。
皆様も学生時代、授業で習字をやった思い出があるかと思いますが、あの時に使っていた半紙は、基本的には安価な大量生産品です。
素材には主に「木材パルプ」などが使われており、原価も安く抑えられています。
対して、今回お買取りさせていただいた半紙がこちら。
混じりっけなし、「純三椏」の手漉き和紙です。
実はこの「三椏(ミツマタ)」という植物
繊維が極めて細かく、機械でドバッと漉くことが非常に困難なんです。
しかも、収穫できる状態に成長するまでなんと「3年」もかかります。
背の低い木(低木)のため、1本から取れる量も他の木材と比べるとごくわずか。
さらに、紙の原料にするための前処理工程がとにかく多く
繊細な作業が求められます。
機械には到底任せることができないため
職人さんが気が遠くなるような手作業を経て
ようやく1枚の紙へと仕上げていきます。
ちなみに、私たちが毎日使っている
「日本のお札(紙幣)」の高級原料としてもお馴染みの素材なんですよ。
お札のあの驚異的な破れにくさや、偽造できない美しさは
このミツマタの繊維のおかげなんです。
そんな背景を持った、最高級の純三椏半紙。
もちろん、中古市場でもしっかり評価されます!
今回のお品物は、数十年前に作られたとみられる年代物。
側面に長年のシミが見られましたが
和紙の世界ではこれが「古紙(こし)」と呼ばれ
かえって価値が高まるケースがあります。
古い半紙は新品の紙と比べて
墨を乗せたときに独特の美しい「かすれ」や「にじみ」が出るため
本格的な書道家の方々が「お金を出してでも手に入れたい!」と
好んで使われるからなんです。
状態や量によりけりですが
数千円から、場合によっては数万円で取引されることも十分にあり得ます。
皆様のご自宅にも
片付けで見つかった使われていない書道具や古い半紙はありませんか?
「ただの古い習字の紙だし、シミもあるからゴミかな……」と捨ててしまう前に
ぜひ一度、おたからや物集女店にご相談ください。
プロの目で、その価値をしっかりとお調べいたします!
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