9/6 毛皮の買取金額ってどうなの・・・?
- おたからや物集女店の常駐スタッフ

- 2 分前
- 読了時間: 4分
この度はおたからや物集女店のブログを見て頂きありがとうございます。
今回はお客様からよく聞かれる質問に答えるコーナーにしようと思います。
今回のテーマは・・・毛皮!!

日本では今の上皇后・美智子様がご成婚の際に
サファイアミンクのストールを身に着けていたことで毛皮ブームが始まりました。
その後、1980年代から1990年代前半のバブル最盛期には、
毛皮のコートは一種のステータスシンボルとなり
誰もがこぞって着るようになります。
当時は、大人の女性の2人に1人が持っていたとも言われるほどの熱狂ぶりで
冬の街中を歩けば100人中10〜15人は毛皮を着用していた時代でした。
しかし、バブルが崩壊。2000年代に入るとカジュアルなファッションが主流となり、毛皮のコートはダウンジャケットなどに人気を奪われる形で
そのブームは終わりを迎えていきました。
そして今、当時の毛皮のコートをお持ち込みいただく
お客様の多くはこうおっしゃいます。
「え、毛皮ってこんなに安くなっちゃったの??」
「買ったときはあんなに高かったのに……」
事実、現在の中古市場における毛皮の査定額は
当時の購入金額から考えるとかなり落ち込んでしまっています。
理由はいたって単純で、『みんな着なくなってしまったから』です。
少し思い出してみてください。
去年の冬、日常のなかで毛皮のコートを着た人を何人見かけましたか?
私自身、年始の旅行で雪深い温泉街に行った際に
ようやく1人見かけたかどうか……というレベルです。
モノの価格は、需要と供給のバランスで決まります。
いくら世界的に希少な石であっても、それを欲しい人がいなければ
それはただの「石」と同じになってしまいます。
どれほど素晴らしい職人技で作られた上質な毛皮であっても、
今それを欲しいという人がいなければ
どうしてもお値段は付きにくくなってしまうのです。
さらに言えば、いまバブル世代の方々が「次の世代へ譲るための整理」や
クローゼットの「お片付け」を始めており
中古市場には大量の毛皮が溢れかえっています。
つまり、「売りたい人(供給)」に対して
「買いたい人(需要)」が圧倒的に足りていないため
相場がさらに下がりやすくなっているのが現状です。
毛皮がここまで衰退していったのには、実はさらに根本的な原因もあるのですが……これ以上風呂敷を広げすぎると、買取店のブログという範疇を超えてしまいますので、今回はこの辺りにしておきます(笑)。
と、ここまで毛皮にとってかなりネガティブな現実ばかりを申し上げてきましたが
決して「お値段が全くつかない」というわけではありません!
「SAGA(サガミンク)」などの有名ブランド品であれば数千円
状態が極めて良い上質なものであれば1万円以上の金額が付くケースも十分にあります
そして何より、いま世界中で新しく毛皮を作ることが難しくなっているからこそ
過去に作られた上質なリアルファーをリユース(再流通)させることは
これからの世代が「アニマルウェルフェア(動物福祉)」と「リアルファーの着用」を両立させる素晴らしい選択肢にも繋がります。
クローゼットに眠ったままの毛皮のコートがございましたら
ぜひ一度、おたからや物集女店にご相談ください。
皆様のお問い合わせ、ご来店を心よりお待ちしております。
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